IDCF クラウドを使ってみた

2014年10月21日 IDCFクラウドコンソール

先日 IDCF クラウドというクラウドサービスが開始され、現在キャンペーンで 1 万円分のクーポンがもらえるとのことだったので、早速使ってみました。

「IDCFクラウド」使いやすく、よりパワフルに。|IDCフロンティア

サービスとしては、サーバやネットワークを提供してくれる IaaS 型のクラウドです。これだけだと他にも提供しているところがいっぱいあるんですが、今回使ってみようかと思った理由は一番安いプランで月 500 円からということで、クーポンが切れても継続して使えるのではと思ったからです。もちろん 1 万円分のクーポンがあるっていうのが最大の理由ですがw

ということで、簡単なシステムを作ってみたので、軽く紹介します。

今回は以下のようなシステムを考えてみました。夜遅くまで IDCF クラウドで遊んで、次の日の 1 コマ目からの講義中に、とても眠い中で考えていたのであまり面白い物が浮かびませんでしたが、最終的には WordPress を動かすのが目標です。負荷分散についてはあまり知識が無いので、いろいろ想像しながら考えました。

2014年10月21日 ネットワーク図1

仮想ルータは IDCF クラウドに標準で付いてる物でファイアウォールとポートフォワード、ロードバランサの機能が付いています。ちなみに実際の(仮想的な)配線は、以下のように全ての仮想マシンは L2 で繋がっていて、ネットワークが分かれているとかはありません。

2014年10月21日 ネットワーク図2

ウェブサーバは Apache 、データベースサーバには MariaDB Galera Cluster 、負荷分散には IDCF クラウド標準のロードバランサを使っています。仮想マシンの OS は全て CentOS 7.0 64bit です。

ウェブサーバのファイルを同期するのに NFS を使っていて、そこが単一障害点になってるので何か良い方法無いかなーといろいろ考えてはいるのですが、これ以上仮想マシンを追加するとクーポンの消費が激しくなってしまうので妥協って感じですwそもそも、 IDCF クラウドには「 HA 機能(自動フェイルオーバー)」が付いていて滅多に落ちなさそうなので、こういう構成は冗長化より負荷分散が目的になりそうですが、それを一番低いスペックの仮想マシンでやるという矛盾がwまあいいんです、楽しければ!

MariaDB Galera Cluster を入れるときにいろいろ手こずりましたが、どちらのデータベースに書き込んでもリアルタイムに同期してくれるのはすごいって感じでした。なので、今回ロードバランサの設定は、ウェブもデータベースもラウンドロビンでやっています。それぞれのサーバが変にキャッシュとか持ってなければいいけどって感じでしたが、ちゃんと動くので大丈夫だと思いますw主従関係みたいなものによる制約とかもないですし、 WordPress に HyperDB とかのプラグインも入れなくていいですし、とてもいい感じだと自分では思っていますw

そんなこんなで出来上がったシステムが以下のウェブサイトです。クーポンが切れるまでは稼働する予定です。

あたがわの日記@IDCFクラウド | It is so cool!
終了しました

構築過程は今回作った WordPress に載せようかと思っています。クーポンが切れたあとコンテンツどうするんだよって感じですがw他所でも使えそうな内容についてはこっちに書こうと考えています。どちらもさっさと書かないと忘れてしまいそうですw

それでは皆さんも快適なクラウド生活を送って下さい!


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