BIGLOBE中継サーバ利用時のSPFレコード設定

私が自宅で利用しているプロバイダは BIGLOBE なわけですが、 OP25B が行われており、 SMTP サーバを動かすには BIGLOBE が用意している中継サーバというのを利用しなければいけませんが、これを利用した時の SPF レコードの設定がよくわからなかったのでメモしておきます。

結論から言うと、
v=spf1 +ip4:133.205.103.1 +ip4:133.205.103.2 ~all
こんな設定になる(※この記事を執筆した時現在)のですが、以下理由です。

まず、 SPF の動作原理としては、受信側メールサーバがそのメールを送ってきたサーバが SPF レコードの設定とマッチするかを見るのですが、どうやらそれは直前のサーバのようで、何度もリレーしている場合は、受信側メールサーバのすぐ前のサーバになるようです。そして、 BIGLOBE の中継サーバは受け取って内部の別のサーバにメールを転送している(?)ようで、指定された中継サーバ自身ではありません。そして、最終的に受信側メールサーバへメールを渡してるのが上の設定の IP アドレスの二つのサーバになるということです。どっちになるかはメールごとに異なるようなので分散しているのでしょう。

これは調べればすぐわかる情報ではありますが、公式な発表の情報ではないので今後変わる可能性も大いにありますので、利用の際は自己責任でお願いします。

これで au 携帯電話宛てで迷惑メール防止設定がきつめなアドレスにも届くようになりました。


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