続・MuninのMemory usageがおかしい

先日の記事「MuninのMemory usageがおかしい」の続きです。
結局、あの解決方法はどうも気に入らず、もっと調べてみました。

そうすると、下のようなページが見つかりました。

SystemTapで真犯人を捕まえろ!(1/4) - @IT

上のページにはこんな記述があります。

そこでこの際、MMCONFIG用に予約されている256MiBはVmallocUsedから引いてしまいましょう。具体的には256Mbytes=262144KbytesをVmallocUsedから引いたものを、上記式(1)のVmacllocUsed(※)として計上します。

これだ!なんかそう思いました。 /proc/meminfo を見て、上のことを考慮し計算したところ値がいい感じに。もう、これしかないですね。

というわけで、実際にプラグインを書き換えました。前の記事でパッチを当てたやつではなく、初期状態のものを書き換えます。

$ diff memory memory_new
208a209,212
> if (`dmesg | grep MMCONFIG` =~ /Using MMCONFIG/)
> {
>       $mems{'VmallocUsed'} = $mems{'VmallocUsed'} - 268435456;
> }

とまあ、こんな感じにしてみました。いかがでしょう。これで描かれたグラフは下の通りです。
2010年11月5日MuninのMemory usageのグラフ
色も今まで通り!悪くないですね。


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